kosepela は、現在準備中です。

2018/08/22 13:05



 

唐突ですが、私、kosepelaの佐藤は、今は、雑貨屋やデザインのお仕事をさせていただいているのですが、実は昔、飲食店を営んでおりました。(訳あって今は、一時休業。新店舗は、現在計画中。)飲食店やってデザイン?と思われるかもしれませんが、お料理もデザインも同じ自分の作品だと考えています。
飲食店をしていた時は、当然、毎日、大量の野菜やお肉などをさばきます。フライパンも振りまくりです。おかげさまで当時は、たくさんのお客様にご来店いただいておりましたので、さばきすぎて、振りすぎて腕が動かなくなってしまったこともありました。
それぐらいお料理を作っていると道具にもこだわりが出てきます。貧弱な道具だとすぐに壊れてしまいます。
そして、ちゃんとした道具を使っていると使いやすい道具、手になじむ道具ができてきます。
全く同じフライパンでも油の馴染み加減で料理の出来は全く違います。包丁に関して言うと同じシリーズの包丁でも刃渡りの長さの違いが使い勝手に影響してきます。また、研いでない包丁は、危なくて使えません。切れない包丁は、無駄に力がはいるため怪我をしやすいですし、食材の細胞を潰して切るので味も当然変わってきます。なので、頻繁に研ぐことになります。鋼の包丁は、ステンレスに比べて軟らかいのですぐに研げます。でも、すぐに錆びます。だんだんちびてきた包丁も愛着湧いていいもんだけど・・・

仕事場では、鋼の包丁がやっぱりいいなーと思ってしまうのですが、お家で使うにはちょっと勝手が変わってきます。
飲食店のように1日中お料理してるわけではありません。食事の準備以外にもやることは山のようにあり、毎日包丁研いでいる時間はありませんよね。なので、やっぱりステンレスの包丁が錆びなくて衛生的でいいのだと思います。

 

 

では、お家で使うステンレスの包丁でどれにすればいいのか?

いい包丁は、世の中にたくさんあります。国内にも多く産地がありますし、外国製の有名ブランドもたくさんあります。
そして、飲食店のシェフは、男性の方が多い、家庭でお料理するのは女性の方が多いですよね。
でも、包丁のデザインって男性っぽいのばっかり。
女性が使って似合う包丁ってなかなかないと思いません?
結構、雑貨の業界にも身を置いてますが、女性が使って素敵に見える包丁ってないんですよ。
昔、展示会で素敵な包丁を見つけたことがあることはあるのですが、外国のブランドのもので、包丁のラインアップが日本用になってないので取り扱いを断念しました。欧米の料理と日本の料理って包丁の使い方が違うんですよね。で、似たものをオリジナルで作ろうかと思いましたが、コストがかかりすぎてこれまた断念しました。そして、今また再度オリジナルで作ろうかと思っていたら見つけちゃいました、素敵な包丁。

 

女性のための包丁
包丁の日本の三大産地の一つの関で作られている志津刃物製作所さんのゆりシリーズです。
こちらの包丁は、女性のデザイナーさんがデザインされたもので、素敵です。
私の写真の技術では、この魅力をまだなかなか表現できないのですが、まず、形と色が美しい。
刃のブレードですが、芯材は、切れる包丁によく使われているモリブデンバナジウムステンレス鋼が使われており、その両側をステンレスでサンドイッチにしてます。そして、ブレードは、できる限り薄く仕上げてありますので、食材に対して抵抗が少なく、なるべく力が入らないようになっていますので気持ち良く切れます。
次に持ち手のハンドル部分ですが、綺麗な白木でスッキリしています。
この素材は、積層強化木といいまして板を重ねてその間に樹脂を流し込んだもので、通常の木より水に強く、綺麗な状態で長くお使いいただけるようになっております。
通常の包丁の木のハンドルは、刃とハンドル部分の接合部から水が入りハンドルがダメになっていくのですが、ゆりの包丁は、接合部からの水の浸入を防ぐ工夫がされています。そして、一般的な包丁に比べてハンドル部分が細いので、女性には、持ちやすい大きさに仕上がっています。

桐箱のパッケージ
 パッケージは、大切に紙で包み桐箱に入っています。
桐は木目が美しく、湿気を防ぎ耐火性があることで、家具の材料など日本でとても親しまれてきました。
パッケージのデザインも上品で素敵な仕上がりですのでプレゼントにも最適です。

  古来より日本では、刃物は神聖なものとされ、『悪縁を絶ち切り、良縁を切り開く。』『人生を切り開く。』という意味合いから門出やよろこび事に包丁を贈る風習があります。
また、現代でも式典のテープカットや結婚式のケーキ入刀などでも刃物は活躍しています。
大切な方へ思いをこめて送るのにいかがでしょうか?


ゆりの包丁は、よく使うタイプの三種類あります。

まずは、一番基本の形の「三徳」
一般的な三徳包丁よりも先が細長くなっています。そのため、細工やボリュームのあるキャベツなどの食材を切るのに適しています。
三徳 SY-4420
JAN 4571313292926
全長 310mm
刃渡り190mm
重量 90g

三徳包丁の商品ページはこちら


 

次は、ペティナイフ
三徳包丁は、万能なのですが、果物の皮をむいたり、ちょっとした下ごしらえには、大きすぎるときがありませんか?そんな時に便利なのがペティナイフです。小ぶりなので小回りがききます。テーブルで使う時も美しく!
ペティ SY-4422
JAN 4571313292940
全長 250mm
刃渡り140mm
重量 65g

ペティナイフの商品ページはこちら

 

最後のラインアップは、菜切り包丁です。菜切り包丁の平たいブレード側面が意外に便利なんです。みじん切りしたり、お豆腐を切ったりしたものをさっと鍋の中にすくって入れたり、刃が直線的なので白菜やキャベツを切ったり大きい食材をカットする時は、三徳包丁より支度しやすいですよ!
菜切型 SY-4421
JAN 4571313292933
全長 295mm
刃渡り175mm

重量 110g

菜切包丁の商品ページはこちら


 

 
 

 

〇 材質 ‐ Blade : 三層鋼ハイカーボンモリブデンバナジウム(芯材) Handle : 積層強化木
〇 ハンドルには水に強く腐りにくい、手に馴染みやすい積層強化木を使用しています。
〇 木目の出方や色味の濃淡など、個体差がある場合がございます。
〇 長時間の水濡れはお避けください。